ホーム インプラント治療

インプラント治療

低侵襲インプラント|奥州市水沢 ささき歯科医院

インプラント治療に、 どのようなイメージをお持ちですか?

費用・価値

「高額だけど、それだけの価値があるのか分からない」

処置への不安

「外科手術が必要で、痛そう、怖い」

手術回数・期間

「骨が足りないと手術を何度かしたり、治療期間が長くなりそう」

そのような方に、このページをご覧いただければ幸いです

インプラント治療を提案する本当の理由

01

残っている歯を犠牲にしない―ブリッジとの違い

歯を失ったとき、多くの患者さんが直面するのが「ブリッジにするか、インプラントにするか」という選択です。

多くの歯科医師がインプラントを提案する理由は、「残っている歯を守れる可能性が、データの上で最も高いから」だと思います。

ブリッジは構造上、両隣の健康な歯を削る必要があり、さらに失った歯の咬む力まで両隣の歯に負担させることになります。支えとなっている歯の寿命まで短くなり、ドミノ倒しのように歯を失う負の連鎖を招きかねません。

インプラントは、周りの歯に一切依存せず、独立した歯として機能します。「今の1本」だけでなく、「10年後のお口全体」を守るために、インプラントは理にかなった選択肢なのです。

ブリッジとインプラントの負担比較イラスト
02

咬合支持(こうごうしじ)の回復

「失われた『咬み合わせの支え』を、真の意味で回復できるのはインプラントだけ」

特に奥歯を失った場合、単に「噛めなくなった」だけでなく、お口全体を支える「咬合支持(こうごうしじ)」という重要な機能が失われます。4本脚の椅子から1本が折れた状態をイメージしてください。残りの脚に無理な力がかかり、やがて全体が傾いていきます。

粘膜(歯茎)の上に乗っている入れ歯では、どんなにしっかり作ったとしても、咬む力によって粘膜に沈み込んだり動いたりするのをゼロにすることはできません。見た目を回復したり、ある程度の咬む機能の回復は可能ですが、がっちり動かない天然の歯と同等の支持能力は、期待できません。

多くの論文やデータにおいて、「失われた咬合支持を回復し、歯列の崩壊を食い止められる可能性が最も高いのはインプラント治療である」と示されています。しっかり咬める喜びを取り戻すことはもちろん、歯の欠損のループを止める最後の砦となりうるのがインプラント治療の特長です。

しかし、インプラントがすべての方にとって
「ベストな選択」とは限りません

ここまで、データや機能面においてインプラントが優れていることをお伝えしました。しかし、実際の臨床においては、患者さんの状況によって最適な治療は変わると考えています。

当院では、メリット・デメリットを公平に説明し、
「患者さんにとって、何がよりよい選択か」を
一緒に考えます。

Minimally Invasive 痛みは少なく・期間は短く

低侵襲インプラントという選択肢

当院のインプラント治療の特長は、患者さんの身体的負担を減らす(低侵襲)術式にあります。
外科処置への不安や、治療期間の長さで
インプラント治療をためらっていた方に、読んでいただきたいです。

負担軽減 ①

抜歯即時埋入

ばっしそくじまいにゅう

歯を抜くのと同時にインプラントを。
「切らない・縫わない」から痛みが少ない。

従来では、
①歯を抜いて治るのを待つ(数ヶ月)→ ②歯ぐきを切ってインプラントを埋入する → ③治るのを待つ、という長い期間と最低2回の手術が必要でした。

  • 歯肉をメスで切開しないため、術後の痛みや腫れが軽減されます。
  • 手術が1回で済むため、治療期間が従来の約半分に短縮されます。
デメリット・注意点 すべてのケースが適応になるわけではなく、
より慎重な診断と治療技術が求められます。
当院では骨との安定性が得られやすい
メガジェンインプラント™ を主に採用しています。
メガジェンインプラント製品画像
負担軽減 ②

グラフトレス・サイナスリフト

 

「骨が足りない」と言われた方へ。
大掛かりな骨移植なしで治療が可能に。

上の奥歯の上方には「上顎洞」と呼ばれる空洞があり、歯を失うと骨が薄くなりやすい部位です。当院ではデンサーバーという特殊器具とワイド径インプラントを組み合わせた術式を採用しています。従来の人工骨材料を必要とする、痛みや腫れが比較的大きい術式ではなく、ご自身の骨を圧縮・拡大しながら上顎洞の膜を押し上げることで、骨移植なしでインプラントを埋入できます。

  • 別の部位から骨を採取する必要がないため、傷口が増えません。
  • 術後の腫れや痛みを、最小限に抑えられます。
  • 他院で「骨がないから無理」と断られた方も治療できる可能性があります。

抜歯の前にご相談ください

インプラント治療は「怖いもの」というイメージがあるかもしれませんが、診断と低侵襲な術式により、術後の負担をより少なく、治療期間を短くすることができます。まずはCT撮影による診断で、「あなたにとって一番負担の少ない方法」を確認してみませんか?

CT撮影・インプラント相談のご予約 0197-24-5418

実際の治療症例

症例 #01

60代男性|上顎第一大臼歯
抜歯即時埋入インプラント+グラフトレスサイナスリフト

治療名インプラント治療
抜歯即時埋入・グラフトレスサイナスリフト
費用インプラント 1本 418,000円(税別)
治療期間およそ3ヶ月(手術〜上部構造装着)
リスク・副作用術後の腫れ・疼痛、感染、インプラント周囲炎等。定期的なメインテナンスが必要です。
Step 1 初診時(抜歯前)
根破折した上顎大臼歯

上顎第一大臼歯の根が破折し、保存不可能と判断。上顎洞に近接した部位のため、一般的には「骨が足りない」としてインプラントを断られることも多いケースです。

Step 2 抜歯直後
抜歯直後の抜歯窩

丁寧な抜歯処置により骨壁を温存。抜歯窩の形態を確認し、同日のインプラント埋入が可能と判断しました。切開・縫合の範囲を最小限に抑えることで、術後の腫れや痛みを軽減します。

Step 3 即時埋入+グラフトレスサイナスリフト
インプラント即時埋入と自家骨填入

抜歯窩にそのままインプラントを埋入(抜歯即時埋入)。デンサーバーを用いて上顎洞底の膜を押し上げ、人工骨材料を使わずに自家骨のみでスペースを確保するグラフトレスサイナスリフトを同時施行。別部位からの採骨が不要なため、傷口が1か所で済みます。

Step 4 治癒期(約3ヶ月)
ヒーリングアバットメント装着中

ヒーリングアバットメントを装着し、歯肉の形態を整えながら待機。インプラントと骨がしっかり結合(オッセオインテグレーション)する期間です。歯肉の状態も良好に経過しました。

Step 5 最終補綴装着・完成
最終クラウン装着後

最終クラウンを装着して治療完了。周囲の歯と調和した自然な仕上がりで、咬み合わせも安定しています。隣接する天然歯は一切削っていません。

術前CT・術後3年フォローアップCT

術前CTでは上顎洞底への近接が確認されています。術後3年のフォローアップCTでは、インプラント周囲に良好な骨形成が認められ、上顎洞との安全な距離も保たれており、安定した予後を確認しています。

術前CT(治療計画時)

術前CTスキャン

術後3年フォローアップCT

術後3年フォローアップCT

※ 本症例は患者さまの同意を得て掲載しています。

Comparison

入れ歯・ブリッジとの比較

インプラント ブリッジ 入れ歯
噛む力 天然歯に近い やや弱い 弱い
見た目 自然 自然 金具が見える場合あり
隣の歯 影響なし 削る必要あり バネの負担
耐久性 長期的に安定 7〜10年程度 数年で調整
保険 自費 保険適用可 保険適用可
Treatment Flow

治療の流れ

STEP 1

カウンセリング・検査

CT撮影・口腔内検査を行い、骨の状態やかみ合わせを確認します。患者さんのご要望を伺いながら治療計画を立てます。

STEP 2

インプラント埋入手術

局所麻酔のもと、顎の骨にインプラント体を埋入します。抜歯即時埋入の場合は抜歯と同時に行います。

STEP 3

治癒期間

インプラントと骨がしっかり結合するまで2〜4ヶ月ほどお待ちいただきます。この間、仮歯で生活できます。

STEP 4

人工歯の装着

型取りを行い、見た目とかみ合わせに優れた人工歯(上部構造)を装着します。

STEP 5

メインテナンス

インプラントを長持ちさせるために定期的なメインテナンスを行います。当院は口腔管理体制強化の施設基準認定を受けています。

FAQ

よくある質問

Qインプラント治療は痛いですか?

局所麻酔を行うため、手術中の痛みはほとんどありません。当院では低侵襲な術式を採用しているため、術後の腫れや痛みも最小限です。

Q治療期間はどのくらいですか?

通常3〜6ヶ月程度です。抜歯即時埋入の場合は治療期間を短縮できます。骨の状態や治療内容により個人差があります。

Q他院で骨が足りないと断られましたが治療できますか?

当院ではグラフトレスサイナスリフトなど、骨が少ない方にも対応できる術式を行っています。まずはご相談ください。

Q費用はどのくらいかかりますか?

インプラント治療は自費診療です。385,000円から〜(骨の状態などにより変わります)。詳しくは検査・診断後にご説明いたします。

本ページの記述に関する主要参考文献
Long-term survival rates of teeth adjacent to treated posterior edentulous spaces Aquilino SA, Shugars DA. Journal of Prosthetic Dentistry, 2001; 85: 450-454. 【解説】インプラント治療を選択した場合、隣のご自身の歯の10年残存率が有意に高いことを示した研究です。
Biting and chewing in overdentures, full dentures, and natural dentitions Fontijn-Tekamp FA, et al. Journal of Dental Research, 2000; 79: 1519-1524. 【解説】粘膜で支える入れ歯に比べ、インプラントに支えられる入れ歯は天然歯に近い咀嚼能力を発揮することを示した研究です。
Clinical morbidity and sequelae of treatment with complete dentures Carlsson GE. Journal of Prosthetic Dentistry, 1998; 79: 17-23. 【解説】合わない入れ歯の長期使用が顎の骨の吸収を加速させるリスクについて言及した代表的な文献です。