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光学印象と口腔内スキャナー


当院では一部の診療において、最新型の口腔内スキャナー「プライムスキャン」を導入しています。

光学印象・口腔内スキャナーについて

従来の粘土状の材料ではなく、小型のカメラをお口の中に入れて撮影を行います。
それによって従来よりも楽に、速く、正確な型取りを行うことができます。

この方法は、光学印象と呼ばれ、近年歯科治療のデジタル化の研究が進み、急速に発達している手法です。 光学印象によって、型取りの際の不快な思いや、やり直しによって治療の時間が長引くといったことを、減らすことができます。

光学印象のメリット

・感染リスクの軽減
・不快感(オエっとくるなど)の軽減
・お口を開いている時間が短くて済む
・型取り、噛み合わせを取る精度が高い

当院では一部の自由診療(セラミック修復など)における型取りの他、
歯磨き指導やお口の中の説明に用います。ご不明な点は、どうぞお尋ねください。

光学印象とセラミック修復


治療例
30代男性
​上の奥歯の金属の詰め物の内側はむし歯が疑われたため、治療を開始しました。
内部はむし歯の進行が見られ、残っている歯の厚みも少ないため、冠で被せる治療が必要です。
保険治療の場合、金属冠で被せることになりますが、見た目や汚れのつきにくさ、冠の適合精度を考慮して、ジルコニアセラミックでの治療を希望されました。
従来の粘土状の材料ではなく、口腔内スキャナーで型取りを行い(光学印象)、そのデータを元に作製したジルコニアクラウンをセットしました。
​以下順を追って治療の内容を解説します。

​金属を外すと、セメントの劣化と
むし歯を認めます

​むし歯を除去している途中です

​接着性の土台を立て、形を整えます

口腔内スキャナーで型取りをします

パソコン上でセラミッククラウンを設計、製作します

土台の歯に接着したところです


治療費用    :自由診療
         88,000円/本 (税込)
治療回数    :3回
治療の副作用など:食いしばりなどにより、セラミックが破折する可能性あり

​※すべての症例写真は、患者さんの同意をいただいて掲載しています
​また、医療広告ガイドラインに則り、治療にかかる回数・費用の目安、治療に伴うリスクを併記しています

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